「髪は1ヶ月に1cm位伸びる」という話は有名ですが、爪はどれくらい伸びるのか聞いたことはありますか?
特にジェルネイルをする方は1ヶ月でどれくらい伸びるかがわかれば、それを目安にして爪の長さをあらかじめ整えておきたいものです。
そこで、実際に爪はどれくらい伸びるものなのかを検証してみました。
この記事の目次
爪の伸びる速さはどれくらい?伸び方が違う理由
一般的に爪の伸びる速さというのはこちらの通りです。
・手の爪
1ヶ月で約3mm
1枚まるまる生まれ変わるのは約1年
・足の爪
1か月で約1.5mm
1枚まるまる生まれ変わるのは約半年
どちらも個人差がありますが、こちらを見ても分かる通り、伸びる速さというのは
①指年齢
②年齢
③季節
④性別
によって違うんです。
それぞれどう違うのか、なぜそれらが爪の伸びる速さに影響するのかを説明します。
速さの違い①指
これは1本の指の動き(運動量)によって、血液の流れ=酸素や栄養の届きが異なるので、動きが多ければ多いほど伸びやすいという傾向にあるということです。
例えば手の爪と足の爪の場合、一般的に足の指より手の爪の方が使われやすいので手の爪の方が伸びが速く、5本指の中で最も伸びやすいのは人差し指もしくは中指で、最も伸びにくいのは小指となります。
左右どちらの手が伸びやすいかというのももちろん利き手。
そして普段よく運動する方や指先を使う作業が多い方などは、比較的爪は伸びやすいともいえるんですね。
手の爪は足の爪では伸びる速さはほぼ倍違うということですから、爪を切る頻度が手と足で違うのも納得ですよね。
速さの違い②年齢
これは同じケラチンを主成分としている髪や皮膚にもいえる事ですが、若い頃というのは新陳代謝が良く細胞が活発的に働くため、爪の伸びも速いといわれています。
ですから、歳が若ければ伸びるスピードは速く(10歳〜15歳頃の成長期頃は特に速い)、その後はだんだんと遅くなっていきます。
速さの違い③季節
これも暑い夏は代謝が良くなりやすいので伸びが速く、寒い冬は代謝が悪くなりやすいので伸びが遅いという傾向があります。
セルフジェルネイルをしている私はいつも、春夏は3週間に1回、秋冬は1ヶ月に1回のペースで変えるようにしています。
速さの違い④性別
これは主に筋肉量の違いです。
男性は女性に比べ筋肉量が多いため基礎代謝が高く、新陳代謝が良いので女性よりも伸びやすいということです。
しかし、男性よりも女性の方がネイルオイルやハンドクリームなどを使って保湿したり、甘皮を処理したりとお手入れをする方が多いので、それを考えると男女そこまで大差はないかもしれませんね。
【検証】爪の伸びる速さは1ヶ月でどれくらい?
では実際に私の爪の場合は1ヶ月でどれくらい伸びるのか…検証してみました!
- 性別:女性
- 年齢:20代後半
- 仕事:事務(週5、1日7.5時間パソコン作業)
- 季節:10月 秋
普段セルフでジェルネイルをしているので、ジェルをした爪で比較してみたいと思います。
【施術後の爪】
甘皮ギリギリまで塗りました!
【1ヶ月後(30日後)の爪】
しっかり伸びてますね!
利き手の指1本1本測ってみると…
- 親指 +1mm
- 人差し指 +2mm
- 中指 +1.8mm
- 薬指 +1.5mm
- 小指 +1mm
(平均 +1.46mm)
ほぼ毎日指を動かしているのに、一般的な3mmに届いていない…!(まさか加齢?)
私は普通の人と比べると伸びるスピードは若干遅いようです。。。
でも、ネイルをする人ならそうした伸びるスピードをある程度覚えておくと、イベントから逆算して替える時期を決められるのでいいですよね…!><
爪を早く伸ばす方法
爪が薄くて弱い・爪が割れやすい・二枚爪になりやすいなど爪に何らかの問題を抱えている方は「健康的な爪よ〜早く生えろ〜!」と思いますよね。
そのような方は、これからご紹介する方法で爪をぐんぐん伸ばしちゃってください!
ネイルオイルでマッサージ
ネイルサロンではよくしてもらえるケアです。
ネイルオイルを各指に塗り、塗った箇所を軽く押しながらくるくるとマッサージしてあげると、爪周りの血行が促進されるのと同時に、ネイルオイルがしっかり浸透して爪トラブルの原因になりやすい乾燥を防いでくれます。
寒い時期は特に乾燥しますし代謝も落ちやすいので、こうしたケアは爪にとってとても嬉しいものですよ。
ハンドクリームを使うことも良いのですが、ハンドクリームは「与える」というよりも水分を逃がさないように「守る」働きが強いので、ネイルオイルでしっかり浸透させた後にハンドクリームを塗るWケアが理想的です。
そしてベストなのはそれを1日3回以上行うこと!
足は難しくとも手は少しの空き時間にできることなので、ぜひやってみてくださいね。
洗剤や除光液に触れるのを極力避ける
ハンドソープや食器用洗剤、除光液など汚れを落とすものというのは、爪生成に必要な水分や油分までも落としてしまい、乾燥を促してしまいます。
だからといって一切使わないというのは無理な話だと思うので、手を洗ったり身体を洗ったりした後は上記にあったネイルオイルでの保湿を徹底しましょう。
また、食器を洗う際はゴム手袋をすると洗剤での影響を防ぐことができます。
そしてネイルを落とすのに使う除光液は、中に入っているアセトンという成分が爪の乾燥を招いてしまうので、「アセトンフリー」「ノンアセトン」などの除光液を使うようにしましょう。
ただ、それでも使用回数はなるべく少なめにして、終わったらネイルオイルでの保湿を心がけてくださいね。
健康的な食事・睡眠を意識する
「爪は健康のバロメーター」とも呼ばれるほど、身体の調子を表すものです。
偏った食生活や不規則な睡眠など、不健康な過ごし方をしていては爪トラブルが起きやすくなります。
いわば健康的な爪作りは健康的な生活から…ですね!
食事に関しては当たり前のことですが栄養バランスの整った食事が基本です。
中でも、タンパク質は爪の主成分であるケラチンを含んでいるので、動物性のタンパク質(肉や魚)だけでなく植物性タンパク質(豆や野菜)もバランスよく摂るよう意識しましょう。
また、睡眠も規則正しく取ることが大事です。
寝溜めするようなことはせず、翌日が快調に過ごせる睡眠時間を自分自身で把握し、毎日規則的に取れるよう心がけましょう。
まとめ
爪の伸びる速さは人それぞれ…そして伸びるのが速い人は健康的であるということがお分かりいただけたと思います!
爪トラブルに悩んでいたり極端に伸びるスピードが遅い方は、日頃のケアや生活習慣を見直してください。
清潔感のある綺麗な指先を手に入れましょう!